妄想タケノコ
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主人公が、なかなか萌えるんですよ♪
本の紹介・・・と言っても、お勧め云々ではなくて、
先だって書いた読書会、親も一緒に参加するのですが、
そこに行ったら言いたくなるだろうな、
でもその話持ち出したら会の収拾がつかなくなるから、
持ち出しちゃいけないだろうな、という話があって、
ちょっとここで吐かせてくださいね、という…
そういう話です。まあ、それは次回に書くとして。
とりあえず今回は、普通の紹介を。

トモ、ぼくは元気です トモ、ぼくは元気です
香坂 直 (2006/08/24)
講談社

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基本的には、少年少女向けの本です。
ここでも書いた通り、小学六年生の少年(和樹)のひと夏の成長譚。
親の立場で読むと、「障害児の兄弟の心情」に過剰に注目してしまうのですが、
和樹の、ひと夏を過ごした町での、
同年代のこどもたちや、それを取り巻く大人たちとの関わり、
そして、それまで和樹がほとんど経験したことのない競技(?)での
最終決戦までの盛り上がり、それだけでも十分読み応えがあります。

また、このストーリーを支える、描写の手腕が素晴らしいです。
登場人物の数が大変多いのですが、
主な舞台となっている、大阪の小さな商店街の人たちが、
それぞれに強い個性を持って、目に浮かぶように描かれています。
大阪弁での会話文の使い方もとても上手くて、
少々重いテーマを扱ったこの物語を、軽やかにしながらも、
胸の奥に迫って来させもしています。
著者は多分、日常子ども達と接する職業に就いているのでしょうか、
物事に対する子ども達の反応や考え方が、
今この時代の彼らの様子をとてもよく反映して、
読んでいて、とてもしっくり来るのです。
自分のこどもの頃の児童文学って、子ども言葉で書かれていても、
「大人が子どもの振りをして書いた文章」だったよなあ、と思います。

障害児には全く関係のない子ども達にこそ、読んで欲しい本なので、
障害に全く関心がなくても読了出来そうな作りになっているのが、
いいなあ、と思いました。

本からどんなメッセージを読み取るか、というのは、
それこそ人それぞれですけど、
作中の和樹や夏美と千夏の姉妹ほどではなくても、
小学校高学年に入った辺りから、子ども達は段々と、
逃げられなかったり、思うようにならない現実、
例えば、大好きなスポーツでレギュラーになれないとか、
自分なんかモテそうもないし、とか、俺なんて頭悪いし、とか、
そういう現実を、意識し始めます。

そんな時に、自分や現実と向き合うこと、
結局は自分で決断して対処して行かなくてはいけないんだなあ、
なんてことを考えさせてくれる物語です。

あ、だから、今回のように、複数の子ども達で読む、というような機会には、
かなりお勧めの一冊です。

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