妄想タケノコ
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とりあえず、ひとくぎり
唐突に始めた、「迷走の道」カテゴリーですが、
とりあえずここで、一区切りつけようと思う。
今までブログの中で避けて来た息子の話を書き始めたのは、
ひとつには、前にも書いたように、自分の頭の中を整理する必要があったから。
けれど、もうひとつの理由があって、それは、生まれつきこういう性質
(上の行の「性質」をクリックすると出るリンク先、長文なのですが、
ざっとでいいので、最後まで見通してください。m(_ _)m)

を持った人がいて、その性質はなかなか本人が自分で治すことが出来ない
(治す必要性すら認識出来ないことも多い)、ということを
いくらかでも他の人に知って欲しかったからだ。

軽度発達障害と呼ばれるカテゴリーに属する人は、
精密に調査すれば、びっくりするほど高い割合になるはずで、
この人たちを業務を遂行するのに能率的でない、という理由で
どんどん排除していったら、多分社会全体が成り立たなくなる。

それよりはむしろ、そういう人と関わることになったら、相手が
「自分や一般的な人々と同じ経路で物事を考えることが出来ない人。
 業務を遂行するのに、特別な工夫と本人の努力が必要な人」
と初めから考えて接してみると、違うアプローチが考えられるかもしれない。

「あなたは、こういう障害を持ってるんじゃないか、
治した方がいいんじゃないか」と指摘して、本人に改善を要求するのは
学校などの公的機関でさえ、後の影響を恐れてしていない状況なので、
今のところは、避けた方がいいと思う。

(本当は、周りの人が気づいたら、気軽に指摘出来て、本人主導で
 状況を改善できる社会になったらいいなと私は思っているのだが)

でも、ちょっとした工夫で、この性質を持つ上司や同僚や部下が、
うまく動いてくれるようになる場合も、あると思う。

例えば叱責。
大抵の人は、部下が失敗したら、その失敗を指摘し、
相手が同じ失敗を二度三度と繰り返したら、強く叱責するだろう。

しかし、このカテゴリーに属する人は、失敗の指摘に頭の中が過剰に反応したり、
指摘された点について間違った解釈をしたりすることがよくある。
(本人の頭の中では、ちゃんとした筋道があるのだが)
そんな風にして、同じ間違いを繰り返してしまい、
強く叱責されると、パニックになり(それは、外見に表れるとは限らない)、
何がいけなかったのか、それを改善したり事態を修復するにはどうすればいいのか、
という方向にうまく頭が働かずにフリーズする人も多い。

逆に、普通の注意の仕方では、事態の深刻さを理解できないというタイプもいる。

その辺の反応具合いを見ながら、うまく周囲の人間が対応できたらなと思う。


障害の特性によっては、一般の人以上に、真面目に業務を遂行する人、
高い忠誠心を発揮する人もいるので、
工夫して対応する側にも、いつか、きっとメリットがあるはず。

同じ名前の障害でも、その内容は本当に多岐にわたっているので、
こうするとうまく行きますよ、という正解は提示できないのだけれど。

たとえ事態を改善する工夫が見つからなかったとしても、
そういう障害があるのだ、と知っているだけで軽減される苛立ちも、きっとある。






ちなみに、こんな人は、高度に専門的な技術や知識を必要とする職場に、
私が思うに、案外、高い割合で存在するはず。

能力的に凹んでいるところは多々あるけれど、
突出部分の大きい人も多いからだ。


今の社会って、誰も彼もマルチな能力を要求されているような気がする。

でも、まんべんなく全てのことは出来ない代わりに、
ひとつことについては、いくらでも深く追究できる、
そういう人が周囲にいたら、事情が許す限り、出来そうもない無理はさせずに、
突出した部分の能力を、発揮させてあげてください。


そんなお願いをして、とりあえず、この稿は、ここでひとまず、締めとします。











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コメント
この記事へのコメント
ずっと読ませていただきました。

娘の小1のときからの友達(私の友達の子なんですが)が同じです。
読みながら今までのことを思い出したり、考えたりしました。


>今の社会って、誰も彼もマルチな能力を要求されているような気がする。

でも、まんべんなく全てのことは出来ない代わりに、
ひとつことについては、いくらでも深く追究できる、
そういう人が周囲にいたら、事情が許す限り、出来そうもない無理はさせずに、
突出した部分の能力を、発揮させてあげてください。

心から私も思います。
2006/12/21(木) 14:17:18 | URL | 柿実 #pcznDAvw[ 編集]
柿実さん、コメントありがとうございます。
小1から、ということは、随分長いお付き合いをしていらっしゃるんですね(^^
そんなお話を聞くだけでも、心強い気がします。

我が子であっても、可愛いなあ、と思う時も、付き合っていけない!と思う時も
ありますから。
娘さんのお友だちも、素敵な未来をつかめるといいですね。
2006/12/21(木) 14:25:33 | URL | コロン #9K54kpoI[ 編集]
ワタシの甥っ子2号は中~重程度で今は元気に養護学校に通っています(学校大好き!)
比較的こだわりやパニックも少ない方と思いますが、未だに文章を話すことができないのでこの先どんな人生が待っているのか、おばちゃんとしては少々不安ではあります。

>能力的に凹んでいるところは多々あるけれど、
 突出部分の大きい人も多いからだ。

これからどんな才能・力が花開くのかはわかりません。
能力を理解して生かしてくれる、そんな出会いがこの性質を持つみんなにあるようにと心から思います。
2006/12/27(水) 21:33:09 | URL | にょろ #a7CFVcb6[ 編集]
にょろさん、いらっしゃいませ♪
甥っ子さん、そうなんですか…。
中~重程度のお子さん、知っているお子さんでは、幼稚園時代の二人ぐらいかなあ。
この話に出てくる息子の、下の子が通ってた幼稚園が、
毎年何人か受け入れるようにしてたみたいで、知っていたのは、少しの間だけですが。
あとは、漫画「光とともに…」ぐらいですね。
そのぐらいのお子さんて、なんとなく、
「『愛される才能』は標準装備」みたいなイメージがあるんですけど、
きっと、実際はいろいろなんでしょうね。

これが、「軽度」ってついちゃうと、人の気持ちはわからないのに、
言葉だけは達者なので、かな~り憎たらしくなったりします。

>能力を理解して生かしてくれる、
>そんな出会いがこの性質を持つみんなにあるように

ほんとに、そう願わずにはいられないです。どの子にも!!
2006/12/29(金) 00:08:49 | URL | コロン #9K54kpoI[ 編集]
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