妄想タケノコ
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夏のはじまり
欠かさず読みに行くブログには、大学生さんのブログがいくつもあって、
夏休み始まり~な開放感にあふれている。

そこで、ひょっと思い出したお話ひとつ。

初体験未遂の話。ふふふ。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


振り返ってみると、大学を卒業してからは、
生活環境が変わるたびに軽い鬱に落ち込むことが多いのだが、
大学入学時に関しては、新しい生活にするりと順応することができた。

入学と同時にはいった学寮の比較的ゆるい人間関係も肌にあっていたし、
わりあいしっかりした学校のクラス編成の中での付き合いも楽しかった。

平日のうち、2,3日は運動系のサークルで活動し、
日曜は、小さなブティックで店番のアルバイトをしていた。


夏休み間近となり、サークルの活動の様子がつかめて来るにつれ、
日曜にバイトを続けることは無理だということがわかってきた。

「夏合宿もあるし、帰省もしなくちゃならないので、
 夏休み前にやめさせていただこうと思います。」

当時、恵比寿駅から北里研究所に向かう途中の通りには、
こじんまりした商店街が続いており、
私のアルバイト先の店もまた、隠れ家のように小さい店だった。

「この店がうまく行ったら、次は、渋谷とか
 将来は、六本木あたりに店を出したいんだよね」

三十路前の店のオーナーは言った。
女性の洋服を扱うのが好き、という彼の、
それが初めて出した店だった。


「自分の店を持ってから、太り始めちゃって」

自分でも言うとおり、彼は、三十前としてはやや太目だったが、
きっかりとした額から鼻にかけての形がいい感じで、
少しだけ下がった目じりと、頬に縦にはいるえくぼに愛嬌があり、
話が人を飽きさせなかった。

私があまり色っぽいムードになるような女の子ではなかったからなのか、
食事に連れて行ってくれた時などに、彼は過去の女性との付き合いの中から、
よくエッセンスのようなものを抽出して、話してくれた。

「これからもうちょっと付き合いたいな、って女の子とデートする時は、
 あれ、これで終わり?って思われるようなタイミングで切り上げたほうが、
 後が続きやすいんだ」

とか。

そういう話の中で、今付き合っている女性とは、多分結婚するだろうと思っている
なんていう話も出ていた。


それが、どういう流れでそうなったのか、
夏合宿開始の前日、サークルに行くための荷物を持って、
私は彼とホテルの部屋にいた。

いま思い返すと、どんな口説とテクニックでそういうことになったのか、
覚えておけば、役に立てるチャンスはないまでも、
なかなか貴重なひとつの知識だと思うのだが、
そのあとの日々があまりに忙しかったからなのか、
どうしても思い出せない。
まあ、巧みなテクニックというのはそういうものなのだろう。


未体験の女の子がそれはどうなの、
私って、そこまでぼんやりしていたっけと
今日その件を思い出してから、ひと朝考えてやっと思い出した。


初体験は、何としても好きな人と、ということにこだわるよりは、
いいなと思う程度の、経験の豊富な人とした方が、苦痛や望まぬ妊娠などという、
トラウマになりそうな目に合わずにすむんじゃないか、なんてことを
確か、考えていたのだ。


その晩のことについては、よく覚えていることもあり、
はて、どうだったのかと思い出せないこともあり。


で、とどのつまりは、どうしても入らないようだったので、
やめにしたのだった。


彼にしても相手が初体験というの初めてではなく、
無理押しするのがいい結果を生まないことや、
その時、それほど飢えてもいなかったということあったようだ。

でも、男性の生理ということを考えると、
あそこでやめてくれたというのは、やはり感謝していいと思う。

まあ、もうすぐ結婚するつもりの女性がいて、二十歳前の女の子に、
そういうことを試みるのはどうなの?という話もあるわけだが。


今は多少、頭が固くなって、そういうことは、好きな人とするべきだなんてことを
思ってないわけでもなかったりするのだが、

初めての体験の前には、
恋愛と、行為とを、少し切り離してもいいななんて
考えていた自分がいたんだなと懐かしく思い出したり。



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コメント
この記事へのコメント
Non Title
頭がかたくなるというか、
楽しいこと・喜ぶこと
傷つくことや、苦しいこと
もろもろのいろいろな、人生のエッセンスを
味わってしまったのだと思います

でも、何にも考えずいられたあの頃が
懐かしいような気持ちあたしにもあります

あの頃に戻ってみたいような
もう帰れないような
振り返りたくないような
それすらも日々の果てのような・・・

2006/08/03(木) 10:23:57 | URL | 蓮湖 #AhtLV67I[ 編集]
蓮湖さん、そうですよね
>頭がかたくなって
やはり月日を過ごしてみれば、
昔、大人がただラクに生きていくための一般論と思っていたことが、
自分の受けた深い傷や、大事な人へのシンパシーから
来たことだったのか、と納得が行ったり。

でも、やっぱりいろいろな人生観を受け入れられる自分でありたいかな。

奇妙に後悔することが少なくて、何を言っても底の浅い私ですが。
2006/08/03(木) 21:51:34 | URL | コロン #9K54kpoI[ 編集]
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