妄想タケノコ
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片思い-1
もし、ヘタレじゃなかったら、と書いたけれど、ハイティーンの片思い、
どんなに考えても、新しい展開が思いつかなくて、
でも、思い出しているうちにどんどん楽しくなってきたので、
そのまま書こうとおもう。



かっちゃんとは、高二の時に同じクラスになった。

彼はバスケ部で、中学の時から同じバスケ部だったヒトリと、いつもツルんでいた。
かっちゃんが出た中学からは、その高校にかなりの数来ていたので、
二人の周りは、いつも同じ中学出身のコたちが男女の別なく集まって賑やかだった。

180センチ超のかっちゃんと190センチ超の相方が、学生服のズボンのポケットの手を突っ込んで
机の寄っかかってバカ話してる様子は、ちょうどおやまのてっぺんみたいで、
時には他のクラスからも友達がきて騒いでいると、そっから元気のオーラが出てくるのだった。

それを私は遠巻きに…ではなくて、その中の人たちは、何かと
「コロちゃ~ん」と手招きして輪の中に入れてくれた。

閉鎖的ってところがほんとになくて、
例えば、私はその頃まで、定期テストの結果なんて、絶対隠すものと思ってたけれど、
何かその中では、見せっこするのも当たり前で。
出席番号順に座っていた物理のときなんかは、番号の近いかっちゃんが、
「コロちゃん、何点?お、やった、勝った~」とか
無邪気に喜んでるのが、妙にカワイく思えたりした。

全体としての成績は私の方が良かったから、なんか、その辺は、乙女心ってやつで。


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