妄想タケノコ
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今回はソフトに その1
お別れ会の飲み会は、いったんお開きになって、
私は、他の帰る子たちとも別れて、歩き始めた。
わたしだけ、家の方向が反対だったから。

男の子たちの大方は二次会に行くらしく、
遠くなる彼らの話し声を聞きながら、
私は、飲み会の間にかっちゃんと交わした、
たったふたつかみっつの会話を反芻して、
暖かい気分で、歩いていた。

「ころさん、送るよ」

振り向くと、かっちゃんが追いかけて来ていた。

「すぐそこだし、大丈夫だよ。二次会、行くんでしょ」

「うん、ころさん、送ったら、戻る。場所、わかるし。」

二人だけで並んで歩くのは、これが初めてかも、知れない。
そして、きっと、最初で、最後。
あいだに人一人分入るぐらいの距離を空けて、
でも、そこに、何か濃密な空気が詰まっているようで、
息が苦しいような気持ちになる私だった。

「ころさん、もう、住むとこは決まったの?」

「うん、寮に申し込んだら、入れたんだ。
 かっちゃんは?ももちゃんと近くに住むの?」

ももちゃんは、一年生のときからのかっちゃんの彼女で、
すごく性格がよくて、同性の友達みんなが大事にするようなコだった。
私は、ももちゃんとは、ふたことみことしか話したことがなかったけれど、
笑顔も言葉も、ほんとに明るくて気持ちよくて、
やっぱり他の子たちと同じように、彼女のファンになったのだった。

だから、いくら私がかっちゃんのことを好きでも、
結局、彼をどうこうしようとは、とっても思えないまま、
高校生活は終わろうとしていた。

「うん、まあね。」

かっちゃんが嬉しそうに答えた。
私は、東京。かっちゃんとももちゃんは、学校は違うけれど、仙台。
頑張って、同じ街に住めるように進学を決めたのだ。

「あわよくば、同棲しちゃおうとか…?」

「え?えへへ。」

照れくさそうに笑うかっちゃんは、ほんとに嬉しそうで。

かっちゃんの、笑うと、糸みたいに細くなる目。


しばらく歩いているうちに、なんとなく、くっついて歩く感じに
なった。
その年は、3月になっても寒い年で
夜の来るのが早い町外れは特に寒かったから、
別に特別な気持ちはなかったのかな。

近道の公園を、ななめに突っ切る途中、
ひときわ明るい街灯の下で、私は立ち止まり、
向き直って、かっちゃんの顔を見上げた。

「かっちゃんの顔も、今日で、見納めかなあ」

ちょっと、いもっぽい顔なんだよね。
でも、眉と目のバランスが、とてもいいんだ。
ちょっときりっとしてて、すごく優しそうで。

コートのポケットから手を出して、私はかっちゃんのほっぺたを
そっと撫でた。酔っているのかなあ、私、と思いながら。

かっちゃんと私は、30センチ近く身長が違うから、顔を触るには、
随分と腕を上に伸ばす感じになる。

かっちゃんは、触られるままになって、にこにこしながら、
私の目を見ていた。


2、3秒、視線を合わせながら、私は、かっちゃんのキスって
どんな感じなのかなあ、と考えていた。


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今回はソフトに その2
と、いうか、考える間もなく、というか。

私は、かっちゃんの肩に手を置いて、伸び上がっていた。

かっちゃんは━━━。

かっちゃんは、ジャンパーのポケットに入れていた手を取り出して、
私の背中に回して、少しかがんで。

キスしてくれた。

お互いに少しだけ唇を開いて、
少しだけ、お互いを味わうような、キス。

それまでに、何人か付き合った人もいて、もっと激しいキスをしたこともあったけど、

そんな風に、キスでうっとりと力が抜けて行くような気がしたことはなかった。

うっとりと…?
ううん、本当は、もっと、何ていうんだろう、うずうずする感じ。

ずっとそうしていたかったけれど、背伸びし続けるのがきつくなって、
私は、唇を離して、かっちゃんのジャンパーに顔を埋めた。

かっちゃんは、私の背中にまわした腕に、ぎゅっと力を込めた。
私は、髪に、かっちゃんが顔を押し付けているのを感じていた。

「ずっと、好きだったの」

私の声は、かっちゃんのジャンパーに吸収されて、くぐもって聞こえた。

私の髪にくっつけた、かっちゃんの唇から響いてくる声。

「うん。知ってたけど。…ごめんね。
 ころちゃんのこと、選んであげられなくて。」

「うん」


…ずっとずっと、そうしていたかったけれど。

腕をほどいて、私たちは、歩き出した。
今度はぴったり寄り添って、手をつないで。


公園から、私の家までは、あっという間の距離だった。

私たちは、そっと、つないでいた手を離して、向き合った。

「じゃあ、かっちゃん、元気でね。」

「うん、ころさんもね。」

そして、私は家の中へ。

それを確認して、かっちゃんは、戻って行った。

細く窓を開けて、私はこっそり、かっちゃんの後姿を見送っていた。

大好きだった、かっちゃんの背中の形。

背丈の割りに、華奢なんだよね。
バスケのユニフォームだと、それが特に目立つんだよね。
シュートするときの、肘の形が、とても、きれいなんだ。


あっという間にかっちゃんの姿は見えなくなって、
夜の街の風景が、涙に滲んだ。


さよなら、かっちゃん
ほんとに、ずっとずっと、大好きだったよ。

別の人をこんなに好きになる日って、来るのかな。
その時は、きっと知らせるから、
よかったね、って笑いかけてね。



おしまい


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

キスぐらい、しとけばよかったかなあ。
とか思いつつ、
一生懸命、妄想して、こんなん止まりですよ(泣)

どうしてるのかなあ、今頃。

しっぽり
 雪の朝
SANY0006.jpg


                        Special Thanks
                          to
                       *smooch!!* sinさん
                       rincological -Ⅱ 凛子さん  

「…なんか、今朝は静かだね。」
「寒っ」
「ちょっと見てくるね」

「あ、雪だよ。積もってる!こっち来て見なよ」
「あー、ほんとだ」

「寒いよ。こんなかっこだと、風邪ひいちゃうよ。
 お布団、もどろ。」



「ぎゅ~。」
「あったか~い。」
「ちゅっ」
「ちゅっ」
「さわさわ~」
「なでなで~」
「・・・」
「あ、ちょっ」
「なに?」
「朝からそんな…」
「朝はだめなの?」
「だめなこと、ないけど…」
「だめじゃないでしょ」

  ・・・・・
  ・・・・・

「…のえっちー」
「…こそ、えっちー」


もー、勝手にやってろ、みたいな?




テレパシー その1
例えば、こんな感じ?

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18歳未満の方の閲覧はご遠慮ください。

性的な描写の苦手な方もご覧にならないよう、お願いいたします。
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テレパシー その2
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テレパシー その3
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テレパシー その4
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テレパシー その5
その1から、お読みください。

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羞恥プレイ
本日ブログめぐりをしているうちに見つけた記事↓

ムスコロク 母のいらぬ好奇心


これを読んでいて、学生時代のことを思い出した。

私の属していたサークルでは毎日、日誌を付けることになっており、
まあ、大抵は、日常の事務的なことや連絡事項なんかが記入されているだけなのだが。

サークル部屋が、夜間でも利用できるようになっていたので、
場合によっては、泊まって飲み会する人々もいるわけで、
たまたま濃いい個性の輩が集まって泊まる曜日の翌日は、
日誌を見ると、なにやら、どろどろの脳みその集合体を覗いている気になることもあるのであった。

そんなある「翌朝」の日誌に、↓こんな表があった。


   ・座ってするか、寝てするか
   ・紙を当てるか、当てぬか
    

        当てる 当てぬ
    ─────────────
    座る   ○   ○

    寝る   ○   ○


上の表の○の場所には、それぞれ、2から5ぐらいまでのどれかの数字が記入してあったと思う。

私は面白がって、前夜宿泊したメンバー(♂。♂しか泊まらない)に、
しつこ~く意味を訊いたが、絶対に教えてくれなかった。
しかし、宿泊した別の一人が
「お袋がゴミ箱のごみ集めに来た時に
 『もう、ティッシュ、こんな勿体ない使い方して~』って言って
  それで鼻かんだときには、も、何て言っていいか、わかんなかったよ~」
なんて言っていたのを、いまだに印象深く思い出す。   


…さて、ここからのお話は、例によって、上に書いた話題とは、
縁もゆかりもない話。


先日、私は、あるところで二人のオトコのコの会話を漏れ聞く機会があった。

仮に蒼くん碧くんとする。
蒼くんは、肩の辺りがちょっとがっちりしていて、眉毛が濃くて、
くりっとした目が、愛嬌がある。
碧くんは、一見華奢な美少年という趣だが、
動作の端々に、結構、運動神経いいっぽい感じがうかがえる。
睫毛が、長い。

以下、会話

蒼「ねえ、お前、学校で……したことある?」

「…あるよ」

碧クン、すんごい恥ずかしそうで、その話題はやめたいようなのだが、
蒼クンはしつこく、食い下がる。

蒼「いつ?休み時間?」

碧「うん」

蒼「トイレ休みの?短い方?」

碧クン、首を振る。

蒼「それで、出た?ねえ、出た?」

しつこく訊く蒼クン。

「…出なかった…」

すごい、恥ずかしそう。

何故かその辺で、蒼クンの注意は他のところに向かったみたいで、
話は、そこで終わりなのだが、
美少年の恥ずかしそうな様子を、堪能させてもらった私だった。

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気がつけば、もう朝
テンプレート変えてみた。こりゃ、確かに楽しい。


ところで、昨日の某紙夕刊、一面下の広告

気がつけば、もう朝

    なんて、久しぶり

うわっ。一面にこんな広告載せていいの!?
いや、字の色はピンクじゃなかったけど、私の脳内ではピンクに変換。

なんか、横になった女のヒトの、「目をつぶったすごい満足そうなアップの写真」がアレだし。

昔読んだ、赤星たみこの「恋はアマンドピンク」ってマンガの、
「太陽が黄色い~」っていうセリフを思い出しちゃったよ。

なんて言うんでしょ。あれだ。



「闇の中に、ほの白く浮かんでいた肌が、
    
あけていく、朝の蒼い光の中で、
    
鮮やかさをまして行くのが、
ナンとかカンとか…」




とか、そういう…。

ワザとなのか?味の素…。それとも、私、最近らぶらぶブログの読みすぎ…?


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